意識の覚醒の状態によって3群に分類し、それぞれに3段階に小分類した形です。医療系スタッフ全体で理解しやすいためよく使用されています。
記録の方法は200など、当てはまる数値を記入します。
Ⅰ. 刺激しないでも覚醒している状態(1桁)
1. 意識清明とは言えない
2. 見当識障害がある
3. 自分の名前、生年月日が言えない
Ⅱ. 刺激すると覚醒する状態。刺激をやめると眠り込む(2桁)
10. 合目的な運動(右手を握って、開いて)をするし言葉も出るが間違いが多い
20. 簡単な命令に応じる(握手)
30. 呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する
Ⅲ. 刺激をしても覚醒しない状態(3桁)
100. 痛み刺激に対して、払いのけるような動作をする
200. 痛み刺激で少し手足を動かしたり、顔をしかめる
300. 痛み刺激に反応しない
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