脳卒中

バランス

Berg Balance Scale (BBS) 動的バランス検査について解説とカットオフ値

 一般に動的バランスの検査としてBerg Balance Scale(BBS)は取り扱われているが、より複合的な動作課題の検査としての位置づけになります。カットオフ値として屋外歩行が困難となる値を45点としているが、この点数前後でこのようになる方もいれば、歩行補助具によって外出が自力で可能な方も多くみられる。36点未満を転倒危険群として病院内で歩行自立を禁止しているところがあるようだが、日常生活の中でどの動作がどのように危険なのかを検証しないで点数のみで判断をすることはやってはいけないことだと思います。
麻痺,失調

レイミステ反応の全てを徹底解説!

レイミステ反応とは、下肢の内転内旋の動きが伴う対側性連合反応のことです。健側下肢に内転するように指示し検者は健側下肢に内転しないように抵抗をかけます。患側下肢が内転方向に動きが見られればレイミステ反応陽性となります。
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解剖学の本の購入で迷っているなら絶対これ! プロメテウス解剖学アトラス 運動器系 第3版

解剖学の本はいっぱい買いましたが、最終的にはプロメテウス解剖学アトラスを一番よく使っています。私は英語版の書籍と電子ブックを使用しています。絵で描かれてますが非常に美しく、筋、靭帯、関節包などはもちろん、神経、血管までもリアルに描かれています。
麻痺,失調

失調症状の説明と測定方法について

歩くときや物の扱いがうまく行えない時は失調症状を見ましょう。失調で見られる症状の特徴は反復拮抗運動障害、測定障害、企図振戦、運動分解です。失調症状は小脳の問題だけでなく感覚障害などでも失調症状があらわれるときがあります。
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ICFコアセット 臨床実践のためのマニュアル 書籍の紹介

問題分析に重要ですが、本気で取り組むと非常に難易度が高く、項目数が多いため部分的なところをつまんでICFとしているのが現実でしょう。ただ、よく読んでみると時間と労力を費やして開発していることがわかり、臨床の現場で本当のICFを使ってみようと思うはずです。
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国際生活機能分類(ICF)についての解説

2001年5月、WHOで国際生活機能分類(ICF)が採択されました。ICFは多岐にわたってチェックでき、内容としても非常によくできていると思う反面、臨床で活用しようとすると項目の多さから時間も手間もかかり分析にたどり着くまで大変であると感じています。ただ、一度詳細な項目からICFを行ってみる体験が必要と考え、WHOの意向に沿って解説します。
活動

日常生活動作(ADL)である食事、整容、更衣、排泄、入浴を解説します

リハビリの分野では日常生活動作は食事、整容、更衣、排泄、入浴の5項目のことを指します。一般ではもっとたくさんあるだろうと頭を傾げるところもあると思いますが、世界でも共通した認識です。ただ、移動(歩行含めて)やコミュニケーションを含めることが多くなっています。
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2021 脳卒中ガイドライン 急性期、回復期、生活期のリハビリに必携です

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、無症候性脳血管障害、その他の脳血管障害の治療方針について、現在のエビデンスに基づいた治療方法について書かれています。また 亜急性期以降のリハビリテーション診療についても記述があります。病院で脳卒中にかかわっているスタッフは必読の書籍です
疾患・医学全般

医学的情報と社会的情報を取得し、作戦を立ててから問診を実施する

機能障害の評価を行う前に、医学的情報と社会的情報で病気や社会的背景を把握して、実際にご本人と問診をすることで新しい情報を取得できることがあります。問題点を絞り込み、必要な別の検査項目を追加する準備もできます。相手にも安心感を与えるために重要です。
基本動作

基本動作における立ち上がりの必要な条件と姿勢保持のバランスの関連

 基本動作とは寝ている姿勢から立っている姿勢、その逆の立っている姿勢から寝ている姿勢になるまでの一連の動作を指します。起き上がり、立ち上がりが基本動作に相当します。また、姿勢保持は座位や立位のように動きは伴っていませんが、その姿勢を保持するために制御機構を駆使しています。