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レカメマブ投与判定に必要な検査(PET、髄液検査など)

レカネマブ治療を開始するためには、アルツハイマー病の原因であるアミロイドβの蓄積を確認する必要があります。そのため、アミロイドPETまたは脳脊髄液検査によってアミロイド病理を証明することが求められます。
 一方、MRIはアミロイドの確認ではなく、他疾患の除外やARIAリスク評価のために用いられます。

レカネマブ投与判定に必要な検査

レカネマブはアルツハイマー病の病理(アミロイドβ蓄積)を確認する必要があります。

確認方法は次のどちらかを行います。

① アミロイドPET

脳内アミロイド沈着を画像で直接確認します。

② 髄液検査

脳脊髄液で

  • Aβ42低下
  • p-tau上昇

を確認します。

 アミロイドPETは脳内のアミロイドβ蓄積を画像として可視化する検査であるのに対し、髄液検査はAβやtau蛋白などのバイオマーカーを数値として評価する検査です。両者はいずれもレカメマブ投与判断におけるアミロイド証明として重要であり、臨床では状況に応じて選択されます。

項目PET髄液検査
見ているもの脳内のアミロイド沈着バイオマーカーの変化
表現方法画像数値
侵襲性低い(注射のみ)やや高い(腰椎穿刺)
特徴直感的にわかる早期変化に敏感
デメリット高額・施設限定手技の負担あり

MRIの役割

MRIはアミロイドβ蓄積を見る目的でなく、別の目的で使われます。

① 他疾患の除外

  • 脳腫瘍
  • 正常圧水頭症
  • 大きな脳梗塞
  • 慢性硬膜下血腫

② ARIAリスク評価

特に確認するのは

  • 微小出血
  • 表在性ヘモジデリン沈着
  • 脳出血

多くのガイドでは

microbleedsが4個以上

などは注意対象。

③ 治療中の安全管理

ARIAを監視するため、定期MRIが必要です。

CDRによる重症度判定

重症度の目安としてよく使われるのが CDRです

CDR状態
0正常
0.5MCI
1軽度認知症
2中等度
3重度

レカネマブの臨床試験(CLARITY-AD)では、CDR Global 0.5〜1の患者が対象でした。

つまり

  • MCI
  • 軽度認知症

が対象となります。

まとめ

検査役割
PETアミロイド確認(必須)
髄液アミロイド確認(代替)
MRI安全確認

つまり

👉 MRIは投与可否を直接決める検査ではありません。

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