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痛みの種類と強度の理解:Short-Form McGill Pain Questionnaire-2(SF-MPQ-2)の活用法

ROM,MMT,Pain

 Short-Form McGill Pain Questionnaire-2(SF-MPQ-2)は、痛みの質や強度を評価するためのツールです。患者さんの痛みをより詳しく理解するために用いられます。この記事では、SF-MPQ-2の内容と使用方法について解説し、リハビリの現場での活用方法を紹介します。

SF-MPQ-2の概要

 SF-MPQ-2は、元のMcGill Pain Questionnaireを簡略化し、さらに慢性疼痛の評価に特化した形で改良されたものです。このアンケートは以下の4つのカテゴリーに分けられます。

1. 連続的痛み(Continuous Pain)

2. 間欠的痛み(Intermittent Pain)

3. 神経障害性痛み(Neuropathic Pain)

4. 感情的な側面(Affective Descriptors)

各カテゴリーから痛みの質を表す語句を選んで評価し、それぞれの痛みの強度を0(無痛)から10(最大の痛み)のスケールで評価します。

使用方法

 患者さんにアンケートを配布し、自己報告に基づく痛みの評価を依頼します。評価は治療前と治療後の両方で行うことが推奨され、治療の効果を定量的に測定することができます。

痛みの管理における活用

SF-MPQ-2の結果は、患者さんが経験する痛みの種類と強度に応じて、最適な治療法を選択するための重要な情報を提供します。例えば、神経障害性の痛みが高い場合は、特定の薬物療法や神経ブロックが推奨されることがあります。

評価の詳細

 SF-MPQ-2の評価の内容は以下の通りです。

Short-Form McGill Pain Questionnaire-2(SF-MPQ-2)
この質問票には異なる種類の痛みや関連する症状を表す言葉が並んでいます。過去1週間に、それぞれの痛みや症状をどのくらい感じたか、最も当てはまる番号に×を付けてください。あなたの感じた痛みや症状に当てはまらない場合は0(ゼロ)を選んでください。
1.ずきんずきんとする痛み012345678910
2.ピーンと走る痛み012345678910
3.刃物で突き刺されるような痛み012345678910
4.鋭い痛み012345678910
5.ひきつるような痛み012345678910
6.かじられるような痛み012345678910
7.焼けるような痛み012345678910
8.うずくような痛み012345678910
9.重苦しい痛み012345678910
10.さわると痛い012345678910
11.割れるような痛み012345678910
12.疲れてくたくたになるような012345678910
13.気分が悪くなるような012345678910
14.恐ろしい012345678910
15.拷問のように苦しい012345678910
16.電気が走るような痛み012345678910
17.冷たく凍てつくような痛み012345678910
18.貫くような012345678910
19.軽く触れるだけで生じる痛み012345678910
20.むずがゆい012345678910
21.チクチクする/ピンや針012345678910
22.感覚の麻痺/しびれ012345678910

SF-MPQ-2の表用紙 PDFダウロード

 PDFファイルを作成しました。ご利用ください。

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