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心電図と疾患の関係|心電図所見を症状・採血・画像と合わせて読む

 同じST・T波の変化でも、胸痛が出たときに初めて現れた場合と、以前の心電図にもみられる場合では、確認する情報が変わります。心電図を疾患と結び付けて読むときは、波形の特徴に加え、いつ記録したか、症状は何か、採血や画像にどのような所見があるかを確認します。

 このページでは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が診療録を読むときに役立つよう、疾患や病態ごとに心電図で分かることと、あわせて確認したい情報をまとめます。

心電図所見を症状や検査結果と照らし合わせる

 まず、安静時・症状出現時・運動時など、どの場面の記録かを確認します。次に以前の心電図と比べ、新たに現れた所見か、以前からみられる所見かを整理します。そのうえで、症状、バイタルサイン、病歴、薬歴、他の検査結果と照合します。

 例えば、新たな胸部症状があるときは、初回の心電図に明らかな変化がなくても急性冠症候群の可能性が残ります。症状の経過、繰り返し記録した心電図、高感度心筋トロポニンの推移が評価に用いられます。[1]

疾患や病態から記事を探す

高血圧・心筋症・弁膜症・炎症・肺血栓塞栓症

テーマ心電図とあわせて確認すること
高血圧・左室肥大と心電図高電位やST・T波の変化に着目し、血圧の経過や心エコーでみた左室の壁厚と照らし合わせます。[2]
心筋症と心電図肥大型・拡張型を例に、心電図所見と、心エコーや心臓MRIで確認する構造・機能を整理します。[2]
弁膜症と心電図大動脈弁狭窄症や僧帽弁疾患を例に、不整脈などの所見と、心エコーで確認する弁の状態や重症度を整理します。[6]
心筋炎・心膜炎と心電図胸痛とST・T波の変化を手がかりに、急性冠症候群と所見が重なる場合に確認する採血や画像検査を整理します。[7]
肺血栓塞栓症と心電図急な息切れや胸痛がある場合に、頻脈や右心負荷所見をどう捉え、画像検査の結果とどう照らし合わせるかを整理します。[8]

関連ページ

心電図をほかの検査と照らし合わせるときは、「心エコーの見方」「採血結果の見方」もご覧ください。

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